言語聴覚士の講習会の働き

subpage01

言語聴覚士とは、言葉や聴こえをはじめ、認知や嚥下、そして言語障害などの問題を抱えている人に対して、専門的な立場から支援を施す専門職のことです。



日本では、1999年に国家資格として誕生しましたが、アメリカでは既に戦後間もなく誕生しています。
そして現在15万5千人を超える言語聴覚士が活躍していますが、日本では2万5千人前後が活躍するに留まっています。日本では約650万人の言葉に関するハンデを負った人が存在すると言われており、講習会などでも有資格者の増加が叫ばれています。

ことばは人間生活において不可欠なコミュニケーション手段であり、想いを伝え合うことで喜びを分かちあることが出来ます。

それが、言語障害や脳卒中などで阻害されると、生活のQOLの大幅な低下を招いてしまいます。

それ故、ことばの問題を評価するとともに、訓練や指導を行なって言語活動の回復に貢献できる役割は、やり甲斐の高い重要な役割を果たせると言えます。
言語聴覚士の具体的活動としては、言語の遅れや発声障害に対して、専門の検査を施します。

そうした判定に基づいて医師が診断を行い、その下に必要な訓練プランを作成します。

訓練の一環としては、発声のための筋力トレーニングをはじめ、言語を引き出す学習や訓練、そしてことばの発達を促す促進援助などを行います。


ことばの発達が遅れている子供の場合には、専門の言語指導を施すことになり、コミュニケーション能力の改善を図ります。



また、嚥下機能が衰えた高齢者に対しては、発声訓練などを通して機能の改善を図りつつ、ハンディキャップ克服の為の生活指導を実践します。



また、言語聴覚士のスキル向上のために、様々な講習会が各地で開催されており、最新のトレーニング方法や医療情報等が取得できます。また、講習会では横のつながりを作ることも重要な役割で、各現場の工夫などを水平展開する場となっています。